2018年03月01日

《父への気兼ね》

18.3.1.1.jpg

突然倒れた母は
そのまま帰らぬ人になり
父と二人の生活になった。

家事一切を母に頼っていた生活は一変し
悲しみに浸る間もなく掃除洗濯
特に料理との苦戦の日々が始まった。

献立決めから買い物
本を見ながらの夕飯作りは
夢中のうちに半年が過ぎた。

母のいない寂しさからか
急に老け込んだ父を案じつつ
自らの結婚に悩み彼は訪れた。

18.3.1.2.jpg

こんな時に
自分の結婚を考えて良いのか…と。
貴男の幸せの上に
父上の幸せがある事を話すと
彼はホッと明るくなった。

誰かを犠牲にして生まれた幸せは
誰の幸せにもならない。

自分の幸せを許して欲しい。

そこから始まり幸せから繋がる
大きな幸せがあるから。

18.3.1.jpg
posted by 寂静 at 11:45| 埼玉 ☔| 寂静-日々の想い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする